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開催の経緯について

実行委員会​代表 鈴木 美幸

私達夫婦が東京から宇和島市へUターン移住する直前の2009年頃、フラを学びたい一心でハワイに一ヵ月滞在していたときのお話です。

ワイキキのカラカウワ通りで行われていたイベントで偶然、故郷の宇和島市の「牛鬼」がこちらに向かってくるのが見えました。

 

なんで地元の「牛鬼」がハワイにいるの!?
「牛鬼」を担いでいた方々に尋ねて、2001年に発生したえひめ丸の事故を機に宇和島市とホノルル市が姉妹都市になった事実を知ります。
宇和島への移住後、地元の方と交流を深めていく中で、当時は地元の方でも姉妹都市を知る方は多くありませんでした。

とあるきっかけで、えひめ丸事故の遺族の方とお話する機会があり、事故の風化やハワイへの思いを伺いました。
そこで大きく心を動かされます。

様々な偶然の出会いやフラへの情熱、宇和島へ帰ってきたときに感じたハワイと似た空気感。
点と点を結ぶ「フラフェスティバル開催」の熱い夢を、当時の愛媛新聞のコラムに寄稿させて頂いた記憶が蘇ります。

思いを形にするべく、えひめ丸事故から10年目となる2011年、
たくさんの方々のご協力を頂き、第一回目となる宇和島Hawaiianフェスティバルを開催いたしました。
規模は大きくはありませんでしたが、イベントを知った方に「なぜ宇和島でハワイのイベントなのか?」と疑問に思ってもらい、
そこからえひめ丸事故の風化を防げるのではないかという思いを込めての開催でした。

そして2019年第9回まで毎年開催させて頂くこととなります。
おかげさまで毎年たくさんの方にご来訪頂きました。
少しでも多くの方に、事故のこと、ハワイとの友好関係、宇和島の素晴らしさを知って頂きたいという思いを紡いできました。
コロナ禍で、3年間開催することが出来なかったことは大変残念でしたが、いよいよ今年から復活となります。

フェスティバルに参加される皆さんの「ー笑顔のためにー」
開催に向けて尽力いたしますので、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

ハワイにて牛鬼と遭遇!
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